病気を無くすホームページ 表題2-3

  

  

散歩と腿(モモ)上げ運動が、

                  膝痛・腰痛・夜間頻尿・痔・便秘を無くす!

我々の年代(古希)になると、膝痛・腰痛や夜間頻尿(夜中に何度かトイレに起きる)を訴える人が多くなります。しかし私自身は、散歩と腿上げ運動などによって、膝痛・腰痛・夜間頻尿・痔・便秘に全く縁のない生活をしています。この経験をもとに、表題2-3を書きました。同年代の皆さんは参考にしてください

腰痛夜間頻尿などが高齢者に頻発していますので、あえて表題2−3として個別に説明します。無くす方法は、このホームページの表題2と同じ「散歩、足指運動、腿上げ運動」です

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目次(各行をクリックすれば、本文に進みます。)

1 概要

2 膝痛・腰痛・夜間頻尿・痔・便秘を無くす方法

3 関節痛の発症原因

4 散歩が関節痛を無くす

5 腿(モモ)上げ運動が腰痛・夜間頻尿・痔・便秘を無くす

6 運動は、楽に・楽しく・いつまでも

7 改訂経歴

 

本文 

1 概要

長期にわたり、仕事に打ち込むと、定年になる頃あちこちが痛んできます。例えば、机の前に長時間座る人は、腰痛になり、長時間立仕事をする料理人などは、膝痛を抱える人がたくさんいます。長時間姿勢を変えないで精密な作業を強いられる歯医者さんも、尿トラブルなどを抱える人が多くいます。痔は製薬会社のアンケートによれば36%の人が抱える病気と言われるます。机の前に長時間座って仕事をする人が、肛門の血液循環が悪化して痔になると思われます。これらの異常は長時間同じ姿勢を保つことによる運動不足、そして、夜間頻尿や痔・便秘は胎盤に保護された臓器の血液循環の悪化(運動不足による)が原因と考えられます。

従って、散歩や腿(モモ)上げ運動が、関節部や腹部の血行を促進し、膝痛・腰痛・夜間頻尿・痔・便秘を無くします!

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2 膝痛・腰痛・夜間頻尿・痔・便秘を無くす方法

(1)散歩:毎日5千〜1万歩

(2)腿(モモ)上げ運動(散歩だけで症状が改善しない場合):毎日数100回、朝昼晩の3回又は朝晩2回実施する。

(3)膝痛の場合

①少し高めの椅子に座って、足をふりこ運動する。(膝を動かす)毎日数100回実施する。

②痛みが治ったらスクワットを毎日数10回実施して腿の筋肉を鍛える。

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3 関節痛の原因

関節(骨と骨が連結する所)には必ず軟骨があります。軟骨には血管や神経細胞がありませんから、軟骨が正常であれば痛みはありません。腰痛は、長い間同じ姿勢を続けた時に、関節の次のような状態になり発症すると考えられます。

 classification of backache cause

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4 散歩が関節痛を無くす

腰痛を始めとする関節痛は、関節を動かす運動で無くなります。関節を動かす一番良い方法は散歩です。膝や腰に痛みを感じたら、無理のない範囲で、腕を振って正しい姿勢で歩くことが、最高の治療法です。急な長距離散歩は足腰に無理がかかりますので、徐々に歩数を増やし最終的には、毎日5千〜1万歩の散歩をお勧めします。単に歩くだけでは続きませんので、買い物に隣町のスパーマーケットに歩いて行ったり、外出時に隣の駅まで歩くなど目先を変えて歩く事もいいでしょう。わざわざ散歩に出かけなくても、日常、車や自転車をやめ歩くなど、生活の必要な場面に徒歩を取り入れる工夫が長続きの秘訣です。

また、肩や肘の関節も痛みを感じたら、関節部位の運動を数百回一日3回(朝昼晩)実施して下さい。

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5 腿(モモ)上げ運動が腰痛・夜間頻尿・痔・便秘を無くす

5-1腿上げ運動の効果

酷い腰痛を無くすためには、散歩の他に腿上げ運動が必要です。歩く動作は、足を後ろに蹴り出す動作ですが人間は2足歩行になってから、歩行時に腿を前に引き上げる行動が無くなりましたので、腹部の運動が不足しがちです。このため、腿上げ運動で腹部の運動不足を補うことが必要になります。

腿上げ運動は、インナーマッスルの腸腰筋(大腰筋および腸骨筋の総称)を使います。腸腰筋は、横隔膜を貫いて腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉です。腸腰筋の周囲には、大腿神経と大腿動静脈があります。

腿(モモ)上げ運動は、この腸腰筋を伸縮させ、筋肉および周囲の血行を促進し、活性を高めます。さらに、大腿神経の活性も高めます。

そして、腸腰筋の周囲には、大腸・小腸・膀胱・前立腺・子宮などのお腹の臓器があり、これらの臓器も腸腰筋の運動によって活性化します。腿上げ運動は、便秘や痔を直し、夜間頻尿などの膀胱・前立腺絡みの疾患を改善します。

5-2腿上げ運動の注意

腿上げ運動を始めてしばらくすると、お尻から足に痛みを感じることがあります。この時あまり強い痛みがあれば、無理をしないでください。しかし、我慢できる軽い痛みであれば、回数を減らして腿上げ運動を続けてください。この痛みは、今まで動かすことのなかった股関節を支える筋肉(梨状筋)が、坐骨神経を刺激することにより起こる痛みです。この梨状筋が運動により柔らかくなれば痛みは治ります。しばらく我慢をお願いします。

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6 運動は、楽に・楽しく・いつまでも

運動というと、筋肉をつけなくてはいけないと思い込み、階段や坂道を上ったり、重いものを持ち上げたりすることを奨励する人がいます。でもこれは必ずしも必要ありません。特に中高年が体の痛みを無くすためにする運動は、筋肉を増やす必要は無く、今ある筋肉を動かせば良いのです。筋肉伸縮回数を増加させることが必要です。階段や坂道を登るよりも、平らな道を沢山の歩数で歩く方がずっと効果的です。重いものを上げ下げするより、ラジオ体操のように軽く手足を動かせば良く、運動は、消費カロリーで評価するのではなく、歩数とか屈伸回数など、筋肉伸縮の回数で評価することが大事です。運動に負荷をかけると疲れてしまい、長続きしなくなります。

運動は楽に、楽しく、いつまでも続けることが重要です。

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7 改訂経歴

2019.4.14 スタート

2019.8.24 冒頭に「病気を治すホームページ 表題4」の文字を入れた

2020.3.8  「5-2腿上げ運動の注意」の項目を挿入した

2020.4.1  表題4から表題2-3へ変更した

2021.7.17 全文再推敲した

2022.6.1〜6.27  全文再推敲した。趣旨には変更なし。

以上

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